Tableau Desktop Specialist 挑戦記

Tableauに出会う前の自身のデータスキルは、簡単なエクセル表を操作できる程度で、とてもデータスキルとは言い難いレベルだ。また、30数年間のサラリーマン人生のなかでもデータ関係の仕事に携わったことは一度もない。今回は、そんな私がTableau Desktop Specialistという資格に挑戦した本音の体験記。

Tableauを試行導入してから半年程度は、身近にあるデータを試行錯誤しながら可視化し、仲間を集めるための簡単なダッシュボード作りに取り組んできた。したがって、簡単な操作ができる初心者レベルでの受験だ。

試験対策としては、受験経験者が投稿してくれているネットから情報を集め、参考になりそうなものを繰り返し通勤途中に眺めた。1ヶ月程度の勉強で合格できるような記事が多かったが、自信がなかったので2ヶ月前に申請した。なかには1週間という記事も見かけたが、普段から結構使っている方でも1ヶ月位時間をかけることをオススメする。円安のなか受験料$100を無駄にしたくなかったのでそれなりに必死である(笑)

試験当日はテストセンターで受験した。遠距離でなければオンライン試験よりテストセンターがいい。余計な心配をしなくてもいいからだ。60分間で45問、スケールドスコアで750点が合格ライン。時間的には余裕がないので集中力とスピードが求められる。複数選択の問題が結構悩ましいので、迷った問題はマーキングして、まずは最後まで目を通して残った時間で振り返ればよい。私は40分程度かかって最後まで目を通し、迷った問題は1/3程度。そのままでは不合格だ。残り20分で振り返ったが結構な割合で修正したので、やはり振り返る時間は十分残した方がいいだろう。

完了ボタンを押すと、クルクルしている時間が少しあったが、あっという間に結果が画面に表示される。ギリギリで一発合格できた。半年程度、手を動かしていたことが一番大きかった。その下地があったので、集めたネット情報が断片的な体験を知識化する役目を果たしてくれたような気がする。やはり何事も実体験は大切である。

私の場合、Tableau Desktop Specialistが業務上必要かと問われるとNO、取得した方がよかったかと問われるとYESである。それなりに得るものはあった。そのなかでも一番大きかったのは、Specialistという資格に名前負けしないようなTaskをやらなきゃという自身への緊張感である(^^;

受験料が手弁当のため仲間への受験のススメは控えているが、こんな資格があって役に立つよ、ということは伝えていきたい。受験料の助成を担当部署へ提言したが、Tableauを使って会社への貢献が目に見える形になるよう努めることが先決であることは言うまでもない。

最後に、焦って取る必要のない方は手を十分動かしてから受験することをオススメする。その上で、受験に迷っている方はすぐに申し込んだ方がいい。迷っているアナタの心は合格を望んでいるはずだ。

SNSフォローボタン
T-Climbersをフォローする
未分類
データ活用シニアへの道